文化財・文化遺産
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種別

鉄燈籠

鉄燈籠
区分 県指定
種別 工芸
員数 1基
大きさ 高さ163cm
所在場所 -
公開・非公開
none
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詳細

竿の下半に「天王御宝前奉燈篭一宇右志番為現世安隠後世善所法界衆生平等利益維旨延□弐季六月十五日願主道阿」の刻銘がある。磨滅のため判読が困難であり、特に年号の箇所が不分明であるが、あるいは延応かとも思われる。

腐食も比較的に少ないが、ただ笠の部分は後補である。火袋二面の四天王像の透彫、台座の獅子の浮彫式鋳出など、誠に優秀であって、銘文の年号が判明しなくても、その製作年代は鎌倉後期であるとみて差し支えなかろう。このような春日式燈籠の鋳鉄製の優れたものは類例が少ない。

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