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木造弥阿上人坐像(貞和三年在銘)

木造弥阿上人坐像(貞和三年在銘)
区分 県指定
種別 彫刻
員数 1躯
大きさ 像高86cm 膝張92cm
所在場所 -
公開・非公開
none
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詳細

本像は寄木造、玉眼、着彩の坐像。弥阿上人は文保2年(1318)に没した当寺の住職で、その30回忌に当たる貞和3年(1347)にその像を造立したものと推定される。

胎内背面下部には次の墨書銘がある。

  南無阿弥陀仏 聖弥阿弥陀仏 生寿六十五 貞和三年丁亥四月十八日 大仏師泰大夫法橋幸賢

銘文中の法橋幸賢については、武蔵国光明寺の銅造阿弥陀如来立像(重要文化財)の背面刻銘にある幸賢と同一人かとも考えられ資料的価値からも貴重である。

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