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木造四天王像(天文八年康秀在銘)

木造四天王像(天文八年康秀在銘)
区分 県指定
種別 彫刻
員数 4躯
大きさ 像高多聞天83.5cm 持国天83cm 広目天85cm 増長天85cm
所在場所 -
公開・非公開
none
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詳細

寄木造、玉眼。彩色を施した小型の四天王像である。四躯ともほぼ製作当初の姿を残している。面相に落着きがあり、甲胄などの彫り口は確実で古様を示していて、正統仏所の伝統を受けた作風である。

銘文によると天文8年(1539)京都七条仏所の康秀の作であることが知られ、小像ではあるが室町時代末期の正統仏師による作品で、製作年代と作者が明らかな上に一具完備して修補も殆どなく製作当初の姿をよく伝えている。

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