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円空作木造千体仏

円空作木造千体仏
区分 市指定
種別 彫刻
員数 1式
大きさ 高さ62cm
所在場所 天王通り
公開・非公開 非公開
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善財童子像一躯(像高39.2cm) 護法神像一躯(像高39cm) 韋駄天像一躯(像高14.4cm) 今から三百数十年前(寛永9年-元禄8年/1632-1695)美濃国(現在の岐阜県羽島市)に生まれたと伝えられる廻国修行僧円空の作である。

千体仏像は5cm程の六地蔵(6躰)が裾に付けられた21cmの地蔵坐像を中心に5cm程の小仏、千躰が階段のある岩壁のように造られた光背にぎっしりと並べ付けられている。他の善財童子・護法神・韋駄天の三像と共に厨子に納められている。

小仏ながら円空独特の力強い彫法が見られ、現在5,000余躰発見されている円空仏の中でも特異。延宝年間の作である。


町内会で管理を行い、文化財としてではなく、町を守る地蔵として奉られている。地蔵盆(8月23日・24日)は毎年行われるが、天候によりあけないこともある。

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