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木喰明満作木造薬師如来坐像

木喰明満作木造薬師如来坐像
区分 市指定
種別 彫刻
員数 1躯
大きさ 像高73cm
所在場所 -
公開・非公開
none
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詳細

いわゆる木喰仏で、正面の頭髪・眉・鼻・白毫と薬壷をうす墨で彩色し、唇に紅をさし、木喰仏特有の微笑が漂っている。背面に「寛政十三年酉五月 八十四歳 木喰五行菩薩」(1801)、さらには「日本千タイノ内」などの墨書があり、円形の頭光には、表に光明真言、裏に薬師小呪が記されている。

木喰は享保3年(1718)山梨県古関村丸畑で生まれ、56歳で廻国を発願、全国をまわった。寛政12年(1800)には故郷の丸畑村に帰り、翌年3月から11月までの9ヶ月をかけて88駆の本尊を作像。四国堂に80駆と他3駆、南沢村に8駆を安置した。大正8年、四国堂の83駆の木喰仏が売りに出され全国にちった。本像はその内の1躯である。

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