文化財・文化遺産

津島祭屏風

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宵祭図は津島五か村(東)側から、津島五か村と天王島(神社側)とを結ぶ天王橋や天王川、提灯を飾った五艘の車楽のほか、右上に神社の鳥居、天王橋の上には弓・槍などを立てて着座している数十人の警固の役人、下部には芝居小屋などの立ち並ぶにぎやかな町並みを描いている。

朝祭図も津島側から、祭見物をしている多くの群衆―乗船している者、川岸から眺める者―ほか、朝祭の六艘の車楽と五艘の大山を描いている。

金地著色の祭礼絵図であり、江戸時代中頃の風俗画としても興味深い。