文化財・文化遺産

大橋秋二筆紙本著色涅槃図

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津島村目付役で陶芸・書画・詩歌・俳諧の趣味に徹した大橋秋二が義父清左衛門の追善供養のために描き、文化12年(1815)津島村麩屋町(池麩町)地蔵寺に寄進したものである。毎年涅槃会には串団子料として白米一升を宝前に供している。

図は定形的であるが、筆致は素人離れのしたもので謹直に描かれ、信仰心の深さがしのばれる。

表具裏書につぎの寄進墨書がある。

　随応得庵主為追善寄進之

　　　文化十二年八月陶々斎秋二謹画