津島市の歴史・文化遺産
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紙本著色観経曼荼羅図
区分 | 市指定 |
種別 | 絵画 |
員数 | 1幅 |
大きさ | 縦395cm 横395cm |
所在場所 | 中一色町 |
公開・非公開 | 4月第3日曜日のみ |
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詳細
寺伝によれば元禄の頃(1688-1704)無塵居士なる者が亡父の追善供養のために画家に命じて大和国(やまとのくに:現在の奈良県)当麻寺曼荼羅図(阿弥陀浄土変相図)を模写せしめ、京都の知恩院に奉納したが、のちに伊勢国(いせのくに:現在の三重県)山田の清雲院に伝わり、さらに享保12年(1727)関通上人が譲り受け、自力で円成寺内に曼荼羅堂を建立して納めたものという。八世紀の製作とされる当麻寺の原図はひどく破損しているが、縦横とも約4mの綴れ織で、鎌倉時代からその摸本があり、本図はその大きさとほぼ一致しており、表具は描表装で古様を伝えている。
以前は毎年3月10日から15日まで開帳し、中一色のオマンダラといって近隣村落の嫁見の習俗があり、境内はにぎわった。