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伊藤家住宅茶席水鶏庵

伊藤家住宅茶席水鶏庵
区分 国登録
種別 建造物
員数 1棟
大きさ 建築面積24㎡
所在場所 橘町
公開・非公開
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詳細

木造平屋建、寄棟造銅板葺。棟包みの上に千木を置く。

4畳半規模の茶室に次の間、水屋を備え、庭に面する二方に幅広の廊下を配し、その先に濡れ縁を廻し、組高欄を付ける。庭の眺望を意識した開放的な造りの茶室である。

明治元年(1868)、吉田紹和宗匠により松名(現在の弥富市松名)の地主であった佐野家の屋敷内に建てられたとされる茶席を昭和23年(1948)に移築した。庭園の南西部に築山を築き、その上に石造りの基壇を作って移築するなど、この茶席が当初造られた佐野家庭園の景観の再現に努めている。

茶席名は松尾芭蕉の句「水鶏啼くと人のいへばや佐屋泊り」からとったとされる。

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