津島市の歴史・文化遺産
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簓(ささら)
区分 | 市指定 |
種別 | 工芸 |
員数 | 1式 |
大きさ | 甲:長さ137.3cm 直径4.3cm 乙:長さ108cm 直径4.5cm |
所在場所 | - |
公開・非公開 |
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詳細
津島神社春県祭の田遊神事において、農耕の所作を演じる際に用いる。2本の竹を擦り合わせて音を出す素朴な楽器である。
甲は、下半分に元禄模様・蓮華花弁状文様などを陰刻し、上半分はらせん状の線刻が施してある。乙は、下半分に鋸歯文(きょしもん)・渦文(かもん)などの線刻が施され、上半分は茶せん状に割ってある。
甲を左手に、乙を右手に持って擦り合わせて使用する。甲のらせんと乙の茶せん状割り込みの摩擦で音を出す仕組みである。