津島市の歴史・文化遺産
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横笛「銘落梅」
区分 | 市指定 |
種別 | 工芸 |
員数 | 1管 |
大きさ | 長さ40.5cm |
所在場所 | - |
公開・非公開 |
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詳細
笛筒 桜花散し金蒔絵黒漆塗
本笛は『張州雑志』に所載されて以来、著名なもので、永禄4年(1561)五月の濃州墨俣・森部合戦で服部平左衛門康信が敵将長井甲斐を討捕った功績は津島天王のお蔭と感謝し、敵将から分捕った笛を織田信長に献上したが下賜され、更に戦功記念として服部久左衛門に譲ったものという由来をもっている。
その後、社家服部左源太夫―津島村堤下町甚左衛門―社家平野三郎太夫―社家堀田七郎之柯に伝わり、同族の堀田理右衛門知之(俳号木吾)の助言で、俳友で尾張藩重臣横井時般(俳号也有)に銘を乞い、明和6年(1769)に「落梅」の銘を受け、以後、社家堀田三太夫家に伝来している。