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津島秋祭上町山車(神守の山車)

津島秋祭上町山車(神守の山車)
区分 市指定
種別 無形民俗
員数 -
大きさ -
所在場所 神守町字上町
公開・非公開 10月第1日曜日とその前日(尾張津島秋まつり)
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文化年間(1804~18)頃に始まったと伝えられ、穂歳神社・憶感神社を中心に、古くは陰暦8月16日に行われていた。

山車は名古屋型山車で、他の山車群よりやや大きくて「車切」は行わない。前棚にざいふり1体、からくり2体を、屋台に人形(大将)を置くほか、下段勾欄の両端にしだれ柳の枝に桜の作り花、上段勾欄に花をつけた立柳を飾り、後部に4本の松を立てる。10月の尾張津島秋祭にまちを練る。

大幕・水引幕:大幕は猩々緋 水引幕は黒地に金糸の鶴

からくり人形:関羽 人形は大将と共に四体である。大将は中国・三国時代の蜀の武将、関羽。容貌魁偉で美しいほおひげをたくわえ、義勇をもって知られ、郷土の守護神として信仰された武将である。まず姉の唐子が弟を肩にのせ、喜々として左右に行き帰りを繰返し、最後に弟を器械体操の回転棒にとまらせる。弟と別れた唐子の姉は、嬉しそうに楽しくてたまらない風情で舞い弟は笛と拍子木の回転の曲に合わせて一回転、次に逆に又一回転、ここが一番の見せ場である。前人形は顔を前後左右に振り、時々目をむいて、舌をペロリと出し、右手に持った榊で桶から塩(現在は切り紙)を撒き清める。

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