文化財・文化遺産
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宝寿院文書

宝寿院文書
区分 市指定
種別 書跡
員数 2通
大きさ -
所在場所 -
公開・非公開
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詳細

鷲巣信吉祈祷田寄進状

神主氷室長清判物

付 慶長拾八年牛頭天王社殿勧進文 宝暦十一年十王屋敷地掟証文 明治四年御触願達留

本文書は天王社神宮寺の一つである社僧坊宝寿院に伝来した文書である。応仁元年(1467)の祈祷田寄進状は書礼様式によらない形式の寄進状で宛所を欠いており、当時にあっては古様の形式をとっている。また年貢(豊後殿)と下地(鷲巣将監信吉)の二重寄進となっていることが文言によって知られる。当時の土地保有構造の重層性を示すもので、社僧田の性格を知る上にも貴重である。天正9年(1581)の神主氷室長清判物は神主家家系図に名を表さぬ名前が知られ、系図補訂上からも貴重である。

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