文化財・文化遺産
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氷室家由緒文書

氷室家由緒文書
区分 市指定
種別 書跡
員数 2通
大きさ -
所在場所 -
公開・非公開
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詳細

津島神社の神主家として幕末に至った氷室氏(紀姓)の家系は、ことに近世以前については不明確である。

仁治3年(1242)の「津島社神主紀範長申状」は最も古い記録の一つである。文章生紀範長法師(法名・西行)が子息範広(右近将監)を儀絶して、末子の牛王丸に神主職を継承させようとした文書であるが、「年中七ヶ度の供御」など当時の津島牛頭天王社の状況にもふれている。

延徳3年(1491)の「牛頭天王神御供田番帳」は神主と共に(氷室)光太夫・(真野)太郎太夫・坂東太夫等の諸神官家を記している。三月三日、五月五日などの祭事ならびに「お頭の神事」「御帳くり」などの祭事の模様にもふれている。

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