津島市の歴史・文化遺産
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鯉の真魚箸
| 区分 | 祖先の遺産 | 
| 種別 | |
| 員数 | 1件 | 
| 大きさ | - | 
| 所在場所 | 神明町 | 
| 公開・非公開 | 
none
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       詳細
津島神社は、古来旧暦2月五穀豊作を祈る春県祭、旧暦11月秋県祭を行う。
この県祭には、日光川沿いの御贄組12か村から神供の鯉が奉納され、祭典後神前で真魚箸、包丁を使ってこの鯉を料理し、塩、大根おろしで味付けをして直会を行う。この作法は、かつて宮中で正月の祝儀として、主上の面前で鶴、鯛などを料理して、祝膳に饗した故事を祭典に遷した作法で、今日の古儀と世に稀で「津島の鯉のまな箸料理」と広く世に知られている。
現在、漁業権を与えられた代わりに、鯉を奉納する古例はすたれたが、「御贄橋」の名称は昔の名残りを今に留めている。
