文化財・文化遺産
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上切の井戸

上切の井戸
区分 祖先の遺産
種別
員数 1基
大きさ -
所在場所 本町地内
公開・非公開
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津島地方は、木曽川の豊かな水がもたらす伏流水が多く、井戸には恵まれた土地であった。

津島の古地図にはいくつかの町角に、辻井や井戸が記入されている。これらの井戸は、通称本抜井戸と呼ばれる突抜井戸であり、湧き井戸であった。江戸時代は近隣住民が一つ井戸を使用する共同井戸であった。

この井戸は古書によれば、津島天王祭の船や屋台を連結するのに使用するわら縄を編む際の打ち水に使用したとの記録もある。

水道の発達に伴い井戸の存在を忘れがちな昨今、花崗岩の立派な石組をもった古井戸は貴重である。なお上切とは本町1丁目の旧名である。

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